眞田正適の心書

住職の心書462.決断

お釈迦様は二十九歳の時に地位や財産や家族を全て捨てて出家という大きな決断をしました。人は誰しも、人生の中で結婚や就職、転職等大きな決断をしなければならない場面に直面します。

「もしもある行為をした後に、それを後悔しないでうれしく喜んで、その報いを受けるならば、その行為をしたことは善い」(法句経)

大きな決断の判断基準は「後悔するかどうか?」

お釈迦様もこのままじゃ嫌だといった気持ちが出家を決意したターニングポイントだと言えます。

どういった人生が自分には良いのか?何が一番大切なのかを自分の心に聞く事がより良い自分の人生を築くきっかけになっていきます。

知心寺住職 眞田正適

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