眞田正適の心書

住職の心書464.基本

「信修すれば、則ちその人なり。もし信修することあらば、男女を論ぜず皆、これその人なり」(性霊集)

訳)もし信じて修行するならば成仏することが誰でも出来る。男だとか女だとかいうことは問題ではない。

昔は男女の区別がはっきりとされていた時代。
お大師はそんなのは関係ないとはっきりと説かれております。

男女だけではなく
「どうせ自分なんて‥」
「環境が悪いから‥」
も問題ではありません。

要は自分を信じてあげれるかどうかにかかっている。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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