眞田正適の心書

住職の心書500.基準

何故、日々同じ事を続けるのか?事に対してにいかによい「基準」を作るかが必要であると感じております。

日ごろから同じ事をやってるからこそ些細な差に気付くことが出来る訳です。

日頃から日課として片付けをしている人はちょっとした汚れやゴミに気付くことができます。

ゴミが散らかった部屋を普通だと思ってしまうと片付けるのも億劫になってさらに自分の部屋に何があるのかが分からなくなってしまいます。

良くも悪くも感情は瞬間に変わっていくからこそ穏やかで落ち着いた状態を基準にすることによって小さな苛立ちや怒りも小さければ容易に消す事ができます。

感情に任せてしまえば必ず後悔します。

そのためには良い基準を定めていく事が必要であります。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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