眞田正適の心書

住職の心書516.冷蔵庫

その時感じた新鮮な感情を心の冷蔵庫にしまっておいていれば、いつでも取り出せるよと教えていただいてから日々続けている「心書」。

大切だなと思った言葉を食品を保存するかのように書き残していくことによって「今」の自分に出会う事が出来ているように感じる。
冷蔵庫にいつも食べ物があると安心できるように、いつも自身を励ましてくれる言葉が心の冷蔵庫にもあれば落ち込んだ時も比較的早く立ち直る事が出来ていく。
覚えておこうとしても普段の生活で忘れてしまうからこそ大切な言葉は腐らないようにしっかりと管理してしまっておく必要があります。

良い言葉は常備しておきたいですね。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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