眞田正適の心書

住職の心書522.残量

師走の時期となり「これもしないと」「あれもやっておかないと」と追われるように慌ただしい日々を過ごしております。
年末までにと残された僅かな時間を考えると一日のやらないといけない事が普段よりも多く、やり残した事がこんなにもあるのだと実感しております。
しかし今日一日を終えて床に着くと忙しい反面、普段よりも充実して満たされている事に気付く。

「始まりがあれば必ず終わりがある。」

終わりを意識して過ごしていく事がより良い一日になり、より良い人生に繋がっていく。

知心寺住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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