眞田正適の心書

住職の心書536.飛躍 1/2

「干支」とは「十干」(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)を組み合わせたのを「干支」といいます。
 今年の干支は「癸卯(みずのと・う)
「十干」の「癸」は大地を潤す恵みの水を表し、「十干」での終わりにあたるため、生命の終わりと新たな生命の芽吹きを示してくれております。

「新たな生命が伸びていく。」

「癸卯(みずのと・う)」は、今までの努力が実を結び、ウサギのように勢いよく飛び跳ねる(飛躍)ような年だとされています。
皆さんの勇気の一歩を踏み出し、跳ねるような一年間にしていただきたいと思っております。

知心寺 住職
眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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