眞田正適の心書

住職の心書555.欵冬華

相談をよく受ける

今日から十年に一度の大寒波が訪れるといったニュースを拝見いたしました。
どのぐらいの寒さになるのか?不安な反面、少し楽しみでもあります。

仏教詩人の坂村真民さんの詩に「生きることは 自分の花を咲かせること。風雪に耐え 寒暑に耐え、誰のものでもない、自分の花を咲かせよう」
という詩があります。 
人生において耐えがたい寒い時期が来たとしてもいつまでもその時期が続く事はなく、必ず暖かい春は訪れます。
耐えがたい時期を嘆くのではなく、この時期にこそ春の芽吹きに向けて根を張り芽吹きの準備をすることによって春には強く綺麗な自分らしい華を咲かす事ができる。

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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