眞田正適の心書

住職の心書559.〇〇障害

「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」(阿弥陀経)

訳)青色の花は青く光り、黄色の花は黄色に光り、赤色の花は赤く光り、白色の花は白く光り輝いている。

花はそれぞれの個性を生かして、咲いております。
互い同士、決して他の花になろうとはしません。
しかし、世間では「個性」を「〇〇障害」だと診断を下し、相手の色を否定して、同じ色になる事が求められております。
 
それは「周りが決めたこと」であり、人と違う事がその人の魅力であります。

落ち込み、何も悩む必要はありません。

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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