眞田正適の心書

住職の心書560.評価

誰もが他人からどう思われているのか?多少なりと気にしながら過ごしております。
周りからいい様に思って欲しいと思われたくて無理して相手に合わせたり、嫌われたくない一心で嫌だと感じる事でも断れない事は誰にでもあるかと思います。
お釈迦様は
「皆にて褒める人もなく皆にて謗る人もなし」
と説かれました。
どんなに立派な方であっても全ての人から好かれることはなく、どんなに嫌われている人であっても、全ての人から嫌われることはありません。

私たちは誰かの期待の通りになるために生きておりません。

全ての人に嫌われることはなく、全ての人に好かれないのであればに嘘をついてまで好かれようとせず、本音の自分で嫌われた方がいい。

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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