眞田正適の心書

住職の心書564.区切り

今日が「節分」
「節分」とは「季節の区切り」といった意味であります。
季節が変わる前日のことを指しており、今でいう大晦日。
「明日から新しい年」として冬から春に変わる特別な日でもあります。
絶え間なく人生は続いていきますが、寒い時期を乗り越えて新たに花を咲かせる未来になることの気持ちを切り替えるために「区切り」を意識するという事が必要であります。

「魔(ま)を滅(め)する」

悪い事に区切りをつけ、新しい年に幸運を呼び込むような一年になります事をお祈りしております。

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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