眞田正適の心書

住職の心書567.お気持ち

昨日高野山の参拝に皆さんと共にお参りさせていただきました。
限られた時間の中で皆さんに良い気付きを肌で感じていただきたいと思って企画いたしました。
普段参拝出来な所にまで行かせていただいた事はもちろんのこと、
前もって三鈷の松をとっていただいた事や、拝観の際にお堂が真っ暗で見えないだろと手分して四方の扉を開けていただいた気遣い、
ある高野山の寺院から皆さんへとお菓子まで届けていただいたこと、
奥之院から「厄除けの御守り」を特別にいただいたこと。
皆さんの支えによってこれ以上ない充実した一日を過ごす事ができました。
他にも「お手伝いに行きたい」と言って下さる方、こっちに来てくれたら「特別に拝観してもらってもいいですよ」と声をかけていただいた寺院の方、時間の都合もありお断りしましたがその想いがとても嬉しく、その気遣いはいくら頂いてもお腹一杯になることはありませんでした。
色々な人に支えられている事に気付き、感謝しつつもお返し出来る様に努めていきたいと思った有り難い一日。
 
何気ない事でありますが帰る場所・お帰りと言ってくれる人がいてると思うと勇気にもなり、心の支えにもなっていきます。

合掌

知心寺 住職 眞田 正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン