眞田正適の心書 住職の心書601.涕泣 2023.03.17 「岐に臨んで幾度か泣く」(性霊集)訳)進む道が分からなくて人生の岐路に立ち尽くして何度も泣いた弘法大師(空海)が、若き日を振り返って言われた言葉。私にとって「誰だって泣いていいんだよ」と背中をさすってくれた言葉。 盲目で見えていなかった視界を涙が洗い流してくれていたように思う。 「氵」が「戻」水が戻る「涙」 悲しみに打ちひしがれ泣き、涙が徐々止むにつれ、水がいつもの平穏を取り戻す。 知心寺 住職 眞田 正適 記事のタイトルとURLをコピーする 眞田正適 中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。 Instagram Facebook Post Share この記事は役に立ちましたか? 参考になりましたら、下のボタンで教えてください。 0 住職の心書600.ミドル世代 前の記事 住職の心書602.可能性 次の記事 コメント 0 コメント 0 トラックバック この記事へのコメントはありません。 トラックバックURL この記事へのトラックバックはありません。 返信をキャンセルする。 名前(例:山田 太郎)( 必須 ) E-MAIL( 必須 ) - 公開されません - URL 上に表示された文字を入力してください。
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