男1 「おい猟師!俺は腹が減っている!鹿の肉を俺にも分けてくれ。」
猟師 「失礼な方だ!そんな奴に肉を分けてやることはできない!鹿の角でもくれてやる。」
男2 「親愛なる友よ。上等な鹿の肉を私にも与えてください。」
猟師 「あなたは私に親しみの言葉を投げかけ、私の鹿肉を褒めてくれた。あなたには鹿の肝を差し上げよう。」
男3 「慈悲深いお方よ。飢えた私どもにどうか一片のお肉を施して下さい。そうすれば私たち家族も助かります。」
猟師 「あなたは私に対する態度や言葉遣いは私の心を和ませるの充分です。お礼に鹿肉を全てあなたに差し上げましょう。」
猟師は最後の男に鹿肉を全て与えて去っていった。
一体何の差なのでしょうか?
知心寺 住職 眞田 正適
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