眞田正適の心書

住職の心書614.援助

「二宮金次郎」の映画を観てまいりました。
「二宮金次郎」が村を財政再建・農村復興させた村の数はなんと600箇所にも及ぶ。
 最初から復興が上手くいったわけではなく、苦労や足を引っ張る方が続出するがそれでも一心に一人で畑を耕す二宮金次郎。

不思議なもんで、「人の助けなんていらない!」って言うくらい自分が率先してを自ら動いている人に力を貸したくなるのだと思います。
「一人でもやる!」と言う。その想いに周りは心動かされ、応援や援助が集まっていく。
最初から人を頼りにしてる方より、一人でもやるべきことをやってる人に魅力を感じるものであります。
自分が楽をしたい為等、そういった魂胆ではいつまでたっても周りの人は動かない。
「精一杯やってみる姿を誰かしら見ている。」
そんな事を教えてくれた映画でありました。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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