眞田正適の心書

住職の心書625.難解 2

「仏教って難しくて難解ですね」といった言葉をよく聞きます。
私自身も仏門に縁をいただいた時は仏教に全く興味がなく、必要としなかった為「難しい教えだ」「難解だ」と理由をつけていたように思います。
しかし、苦しい時や辛い時に「どうにかして救われたい!」と想いがあったからこその恐れず仏教を理解しようと思い、学び、励むことが出来たように思います。

「そこに答えはあるのでは?」といった真理を求める気持ちが恐れの壁を取っ払ってくれる。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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