眞田正適の心書

住職の心書635.手ごたえ

「誰でも簡単に出来る仕事よりも手ごたえを感じる仕事がしたい!」と考えている方は多くおられます。
「手ごたえ」とは摩擦や抵抗を感じるというあるということであります。
行動をした時にすんなりとは行きにくい摩擦や抵抗がある為にそれなりの苦労が伴ってきます。
だからこそ手ごたえを感じるのであります。

苦労して、苦労してようやく完成させた時には何とも言えない達成感や充実感があり、苦労して成し遂げた仕事は素直に嬉しいものでもあります。

仕事に対して「手ごたえ」を感じたいのであればサクッと終わるような仕事ではなく、苦労を感じる方法を必ず選ばなければなりません。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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