眞田正適の心書

住職の心書641.時間配分

「あいつだけは絶対に許さない!」と怒りを露わにされておられる方がおられました。
何をされて、何に対して怒っているのかは分かりませんが「嫌だった」「傷ついた」という事ぐらいは汲み取れます。
しかし「許せない!」と思っている方は、ずっとその人の事を忘れずに思い続けているのにも関わらず、相手はこのゴールデンウィークを思う存分楽しんでいるかもしれません。

平等に与えられた貴重な時間を皆さんはどう考えますか?

大切な時間を好きではないことに費やしてしまうのはとてももったいないように思います。

時間は自分と大切な方に使いたいですね。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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