眞田正適の心書

住職の心書650.隙間

当たり前な事ですが‥。
洗濯物は隙間なく詰めてたくさん干すよりも、ある程度隙間を作って干す方がよく乾きます。

予定も同じように思うのです。

時間の効率化や充実させたいからといって予定を隙間なく詰めすぎて突発的に起こった予想外な出来事が予定を狂わす事だってあります。
組んだ予定通りにはいかなかった事にイラつき、周りからも沢山仕事を抱えている人だと思われてしまうとより一層頼み辛くなり、チャンスを気付かないうちに失ってしまうこともあるのです。

パソコンの画面を見ながら、スマホで電話している方に「遊びに行こう」とは誘いにくい。

少し余裕の持った休日をお過ごしください。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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