炭であったり、護摩を修法する際に火が出ずに燻っている時期があります。
燻った状態から火が付くと、とてつもなく大きな火を上げ燃え続けていく。
直ぐに火が付いてやる気が出やすい人ほど早く消えやすい。
逆に燻っている時期が長けりゃ長い程火がついた時にはとてつもなく大きな火(エネルギー)を生み、長く燃え続ける。
上手くいかない時期、空回りする時期は大きく燃え上がる為に必要な時期でもあります。
「小なりとも火を軽んずべからず」(雑阿含経)
「ダメだと思う自己否定は大きな力を生む。」
知心寺 住職 眞田正適
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