眞田正適の心書

住職の心書671.きっかけ

インターネットの普及によって、いつでも・どこでも学べる便利な世の中となりました。
しかし、全ての情報が教えてくれているのはあくまでも「きっかけ」だけであるという事。

情報や学びという、きっかけである「種」に水をあげなければ芽吹く事はありません。

「きっかけ」ばっかりを集めていても実りを得る事は出来ません。

「きっかけ」である「種」に水をあげれるのは自分以外いません。

その種に対して水をあげなければ芽吹く事はありません。

「きっかけ」を芽吹かせても水をあげるのを怠っていたら枯れてしまいます。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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