眞田正適の心書

住職の心書678.準備 1

「まだ自信がないので‥。」
「まだ準備の段階です‥。」
「準備不足です‥。」

いつからか準備の段階に時間をかけているように感じております。

幼稚園では小学生になる準備をして中学校に入ったら高校への進学の準備をする。
高等学校では大学になる準備や入試に追われて、大学生活では就職活動。
そしてようやく社会人なれたと思ったら結婚・マイホーム。最後は老後への準備に休む暇もありません。

当たり前な事でありますが、今この瞬間の時間は、未来の準備の為だけにあるのではありません。

未来の幸せの為に使うべきであるのです。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン