「あいつはいいよな〜」
「あれも持っていて羨ましいな〜」
と他人と比べて自分自身の足りなさを悲観される方がおられます。
「あなたにも他人から羨ましいと思われるものを持っていますよ!それに気付いていないだけだ。」
と伝えても「そんな事ない!」と素直に受け入れる事は難しいかと思います。
でも事実であるのです。
大切な家族が亡くなってしまう。
仲の良い友達が亡くなってしまう。
仲いい同僚が仕事を辞めてしまう。
今の仕事を失ってしまう。
一度その状況を想像してみてください。
自分の大切なものを失ったと想像するだけでも、自分がいかに大切にしてなかったのかということに気付くことができます。
自分が大切にしているものを失う想像を膨らましてみると、近くの存在が気付きをもたらしてくれます。
失ってからじゃ遅い‥。
知心寺 住職 眞田正適
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