「時間を割いてやってあげているのにありがとうの一言もない!」
「これだけ尽くしていてるのに感謝がない」
と言わる方がおられました。
確かにこれだけやっているのにも関わらず「ありがとう」の一言が欲しいといった気持ちも分かります。
でも一度考えてみていただきたのですが、感謝の気持ちが言葉として出てくる時はどんな時でしょうか?
それは‥。
「やってくれた事に対して自分自身が相手の好意を素直に受け取った時。」
こちらが良いと思っていても相手は嫌だと思っていることがある場合もあります。
押し付けではなく、相手が何を求めているのか?を考えて気持ちを推し量る気遣いが
「ありがとう」といった感謝の言葉に繋がっていく。
知心寺 住職 眞田正適
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