眞田正適の心書

住職の心書692.土産話

「早く!亡き妻のところへ行きたいです‥。私が亡くなったら妻に会えますよね?」

といった質問を受けました。

死後の世界は様々な経典に説かれおります。
しかし、実際に亡き人に会えるのか?会えないか?に関してこの身を持って経験した事がないので正直分かりませんが亡き人に再会できたらいいなと思っております。

人生を生き切って亡き人にもし会えた時
「辛い時期や乗り越えた経験」
「いなくなってからの事」
「寂しかった心の内」
等の「こんな事あったんだ」と沢山お話ししたいと思っております。

辛い経験や寂しい時期、様々な出来事によって体験談は沢山作られている。

決して死に急ぐ必要はありません。

話したい事がないよりも土産話があったほうが会うのが楽しみになっていきます。
久しぶりに会った友人に会うと話が尽きないように‥。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン