眞田正適の心書

住職の心書696.真剣

「真剣」を持っている人を目の前にすれば誰もが危なくて近づこうとは思いません。

「真剣」に机に向かって黙々と勉強している姿を見た時に声をかける事が出来ません。

「真剣」にお願いします!とお願いされた時にはその気迫に飲み込まれて断る事は出来ません。

「真剣」に挑み、傷を負ってしまっている者を誰もほったらかしにはしません。

「真剣」に生きている方の事を誰も笑おうとはしません。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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