七夕の起源とされるものは沢山ありますが代表的なお話に「七夕伝説」がある。
機織り(はたおり)が得意な「織女」
牛飼いの青年「牽牛」のお話。
お互い仕事熱心であったのに夫婦になったことで二人は天の川のほとりでおしゃべりばかりして仕事をしなくなってしまった。
「織女」が着物を織らなくなったので神様たちの着物はボロボロになり、「牽牛」が牛の世話をしなくなったので牛はやせ細り病気になってしまう。
怠惰な生活に怒った天帝は天の川を隔てて東西に引き離してしまう。
引き離された二人は毎日泣き暮らして全く仕事になりません。
かわいそうに思った天帝は、
「お前たちが前のように毎日まじめに働くのなら、一年に一度だけ二人が会うのを許そう」
その言葉に、織女と牽牛の二人は心を入れ替え真面目に働き始めました。 一年に一度の七夕の日に会えることを楽しみにして…。
有名な七夕のお話。
知心寺 住職 眞田正適
コメント