眞田正適の心書

住職の心書711.心の持ち方

車を運転する時
右側がアクセルで左がブレーキ。
ハンドルやブレーキで調節する事で目的地に辿り着く事が出来る。

車を運転しようと思えば車の仕組みや操縦方法を知らなくては、ただの鉄屑と化してしまう。
人生も一緒。
ハンドルを握るのは他者ではなく自分自身。

「どうすればやる気というスピードが上がるのか?」
「どうすれば感情を抑えるブレーキなのか?」
「好きな事や嫌いな事は?」

「心の持ち方」を知ればワクワクに向かってスピードを上げる事も止まって自身を労わる事も出来る。

自身の操縦方法を知らなければ望んでいない方法へと進みかねません。
だからこそ「心の持ち方」が必要であります。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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