眞田正適の心書

住職の心書712.隣の芝生

隣の家・学歴・年収・立場などを比較してしまうと
「あいつには勝った!」
「あいつよりも頑張っているのに‥。」
「可哀想に‥。」
と思ってしまいます。

確かに事実としては他との差を数値ではかる事ができます。
比較して「やる気を起こす」や「理想を抱く」といった事は自分自身を高めていく上では大切な事でもあります。
しかし、比較をして自身が自信を無くしてしまう事や落ち込んでしまうようであれば本末転倒。
比較によって自分自身が本来求めているところに近づいているのか?

今一度考えてみる必要があります。
自分の人生の為に。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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