お盆の時期に帰ってこられたご先祖様と精霊の魂を鎮める「霊鎮め」の儀式として発展したのが盆踊り。
盆踊りの中でも
「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿保なら踊らにゃ損々」といった歌の出だしが有名な徳島県の「阿波おどり」があります。
「楽しく踊る人も見ているだけの人も、どうせ阿呆なのだから踊ったほうがいい」といった意味。
他人の人生を見ているのも、自分の人生を踊るのも同じ時間の流れの上であります。
最初から上手く踊れる人はいません。
最初から上手く立ち回れる人もいません。
盆踊りに限らず、仕事においても、恋愛においても、育児においても、人生においても誰もが最初は素人。
恥を捨てて踊るようにやっている内に仲間という「輪」が広がっていく。
知心寺 住職 眞田正適
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