眞田正適の心書

住職の心書744.命名

子育てに対してどのように育てていったらいいのか?と悩まれている方がおられました。
子どもの成長と共に全てが初めての経験であり、悩むのも当然の事であります。
更には膨大な子育てに関する参考書が陳列されている中で自分の子どもに合った一冊を選ぶ事自体も難しく思います。

「どのように育てていったらいいのか?」

生まれた時に「こういう子供になってもらいたい」「このように育って欲しい」と想いを込めて最初に名付けた名前が必ずあります。

その想いに立ち返るとどのようにすればいいのかが分かってくるはず。

答えはいつも口に出して呼んでいる名前に込められている。

「あなたが子どもに名付けた想いは何ですか?」

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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