最近、昔に親や先生 先輩や師匠から叱られた事に対して中々受け入れられず反発していた事を思い出しました。
大人になっても過去に言われた同じ言葉を聞く度に内心「言いたいことは分かるけど‥」といった、しっくりこない感覚を受ける事もあります。
その後、今の立場になってみて親や先生、先輩や師匠から言われた事がようやく理解でき、腑に落ちるような感覚があります。
経験、楽しさ、辛さ、痛みなど、今と過去が合わさった時に「分かった!」といった感覚ではなく「なるほどな〜!」「だよな〜」と心に馴染んでいく感覚こそが腑に落ちる、理解が深まっていく感覚であるのだと感じた。
闇夜から顔を出す太陽のように、理解できなくてもしばらく寝かしておけば「なるほどな
〜」といった心を照らしてくれるタイミングが訪れます。
日々の綴っている心書に関して今は理解できなくても、心の片隅においておけば後になって気づけるタイミングがきます。
知心寺 住職 眞田正適
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