眞田正適の心書

住職の心書759.言い訳

「もっといい家庭に生まれたかった‥。」
「もっといい立場におれたら‥。」
「もっといい環境だったら‥。」

親や、育ってきた環境、生まれ持った条件や今の立場などは確かに今の自分を形成しております。

だからと言ってこれからの人生の未来を決定する要素ではありません。

「賢い人は人生の区分の三分の一だけでも慎んで目覚めている。」(法句経)

自身の辛い経験をどう活かすか。
言い訳にするのか?糧にするのか?

その考えが今後の人生を構築していく。

これからの人生それでいいわけ?

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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