眞田正適の心書

住職の心書769.行き先

カーナビに行きたいと思う住所を入力すれば、あとは指示に従って進んでいくことで目的地にたどり着くことができます。

道中、赤信号が続いても、長い渋滞に巻き込まれても、急な大雨が降ってきても引き返す事なく進み続けます。

何故なのか?

それは‥。
自身が行きたいと願う場所に向かっているから。

そもそも目的地が、曖昧に設定していたらどこに向かっているのか?不安でしかありません。
目的地が明確に決まっていなければ不安の他にも赤信号・渋滞・天候不良に相当なストレスも感じてしまいます。

目的地(理想)に向かう道中。突如として起こる災害(困難)に対して目的地に向かっている途中で起こった事だと理解出来ていれば立ち止まる事なく進んでいける。

今、目的地に向かって進んでおりますか?

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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