眞田正適の心書

住職の心書801.上書き

以前お世話になっていたお寺に挨拶に伺う。

特に理由はない。
「元気でやってます」とだけ伝えたかった‥。

お会いして僅か小一時間程度話をしてその場を後にするが、長年心の何処にあったしこりがポロっと取れたような軽やかな気持ちになる。

金木犀の香りが良い思い出が詰まった場所に書き変わった瞬間。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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