眞田正適の心書

住職の心書814.自慢

「職場の同僚の自慢話が我慢出来ません。どう心持ちを保てばいいのでしょうか?」
といった質問をいただきました。

みなさんの周りにも「自慢話」「鼻につく」「見下してくる人」いるかと思います。

もし、自慢話や自分自身を大きく見せ合う勝負であれば悔しいと思いますが、そもそも自慢話をするのが目的で生きているわけではありません。

ホームランを打った同級生の姿を見て悔しがるサッカー少年みたいなものであります。

大切な事は知らない間に不毛な事やり取りに巻き込まれて自身がイライラしてストレスを抱えてしまっている事に気付く事であります。

自分自身の目的はなんですか?

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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