眞田正適の心書

住職の心書816.欠け 1

昨日、大阪は雨。

雨が振ると一般的には「天候が悪い」「足元が悪い」といいます。
しかし、普段外に出ることが出来ない方がやっと外に出る事が出来たとするならば、たとえ雨だったとしてもこの上ない幸せを感じる事が出来るかと思います。

結局「良い」「悪い」「幸」「不幸」を決めるのは現実そのものではなくて現実をどう感じるかによって決まるものであります。

どの方向に見るのかによって「不安」にも「安心」にも変わっていきます。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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