眞田正適の心書

住職の心書818.幸せの場所

「仏法遥かに非ず心中にして即ち近し。真如外に非ず身を棄てていずくにか求めん。」
(般若心経秘鍵)

仏の教えは、はるか遠くにあるわけではない。自らの心の中にあって、ごく近いものである。
真理は外の世界にあるわけではない。自分自身の心以外のどこに求めようというのか。

「幸せ」かどうかを決めるのは何かを所有したり、他人の評価を求める事ではなく自分自身の心で決めるというのです。

大切にしなければならないことは外ではなく、意外と近い内なる心であります。

外ではなく内なる心に目を向けてみませんか?

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

この記事は役に立ちましたか?

参考になりましたら、下のボタンで教えてください。

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP
ログイン