眞田正適の心書

住職の心書898.年越しそば

大晦日に食べるものといえば?

「年越しそば」

年越しそばの起源は諸説ありますが、一般的に言われているのが「そば餅」が起源だとされております。

年を越せないほど貧しい方々に「そば餅」というそば紛を原料とした餅を振る舞った際にそれを食べた方々が翌年から運気が上がったと感じられたそうです。

「そば餅」を食べて運気が上がったとされる噂が各地に広まり、そこから毎年そばを食べて運気を上げようと考えたのが始まりだとされております。

「そばを食べて簡単に運気が上がったら誰も苦労しないよ」といった心の声が聞こえてきそうでありますが大事な事は来年こそより良い年にしたいと行った「希望」を持つ事が大切であります。

知心寺 住職 眞田正適

眞田正適

眞田正適

中学校を卒業してから高野山にて十年間 真言密教を学び、行を経て地方寺院にて長年奉職するもコロナウイルス感染症が流行により、辞職することになる。 自分自身に何ができるかと自問自答していた時に、知心会代表である岡本真太郎と出会い、「皆が共に学び、共に成長できる場所を作りたい」といった想いに感銘を受け、知心寺を興し、知心寺住職を拝命する。 日々綴っている「住職の心書」では、仏教の教えをもとに心を豊かにする言葉を発信している。

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