住職の心書964.投げやり
ある町に貧しい人がいました。
その人が町でオシャレな人を見つけました。
貧しい人はその方と同じような格好をしたいと考えて、わずかなお金を握りしめて服を買いに出かけます。
貧しい人
「あの人と同じ服をください」
店員
「これじゃ全然足りないです。」
その言葉に貧しい人は悔しくてたまりません。
「帰り道でこんな少ないお金持っていても仕方ない。」
そう思って有り金全てを川に捨ててしまった。といったお話。
知心寺 住職 眞田正適
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